~「婚約指輪はいらないからね」、と言っていた彼女へのプロポーズ…果たして~
テレビ業界から婚活カウンセラーに転身した「青い鳥」、ディレクターの仁禮(にれい)とも子です。
(他にも終活カウンセラーとか、いろいろやってます)
先月末で成婚退会した華やかで聡明な40代女性会員様、
成婚まであっという間の3か月!迷うことなく進んだお手本のような見事な婚活でした♡
そんな彼女のプロポーズの日のお話です。
お見合いから数えて、9回目のデート、真剣交際に入って一カ月。
週末のそのデートで何があるのか?
それはもちろん、プロポーズなのであろうことは彼女もわかっていました。
「明日は何かがあるよ」と彼が予告していたからです。
『何か』って??
『何か』って。。。
彼女はシックなブラウスを着ていくことにしました。
黒色でオトナっぽいのだけど、フリルやギャザーがたっぷりとってあるお嬢さんな雰囲気の上品な一枚です。
髪はアップにすっきりまとめました。
なかなか予約のとれないイタリアンの人気店を彼は押さえていました。
手の込んだ素晴らしいコースを楽しく美味しく頂き、あとはデザートというタイミングで、彼が紙袋をテーブルに置きました。
彼女はこの時のことを、わたし(カウンセラー)にこう教えてくれました。
「マトリョーシカかと思うくらい、ラッピングが重なっていて心の中で笑いました・・・」と。
彼が渡したのは、広島県の老舗百貨店のペーパーバッグだったそうなのですが、どうやら彼がそのプレゼントを買いに行ったのは雨の日だったようです。
ショップの方が「これはとっても大事な贈り物」と、雨に濡れないように配慮してくれたのでしょう、ビニールのカバーで丁寧に覆われていたそうです。
彼は持ち帰ったままの状態でプロポーズの場に臨みました。
彼女はまずそのビニールのカバーを外します。
次にその百貨店のペーパーバッグです。
そしてその中に、ジュエリーショップのペーパーバッグが入っています。
百貨店のペーパーバッグからキレイでしっかりとした作りのペーパーバッグをガサガサと出すと、やっとやっとその中に可愛らしいリボンを掛けられた小さな四角いボックスが納まっていました。
その箱を取り出し、リボンをほどき、彼女はその箱を開けました。
すると、ダイヤモンドがキラキラと輝くネックレスが入っていたそうです。
彼女は袋を渡されてプレゼントに辿り着くまでのこの時点で、コーヒーが冷めてしまうくらいの時間を感じたそうですが、どんな素敵な気持ちになったことでしょうか。。
彼女は真剣交際に入った頃から、「婚約指輪はいらない。ふたりの新しい生活のためにお金を使いたい」と、堅実な思いを彼に伝えていました。
でも、彼は「指輪に変わる何かを贈りたい」と、ずっと考えていたのだそうです。
彼女は、彼がひとりでジュエリーショップに通って選んでくれたことにとても感動して(実際に数回足を運んで選んだそうです)、交際期間中の一番の「胸キュンエピソード」として、このネックレスのことを教えてくれました。
プロポーズの言葉と返事の様子を聞いても、マトリョーシカ状態にハマってしまったらしく「きちんとプロポーズして頂いたのだけど、もう楽しくなっちゃって『はい!はい!』ってお返事しました。」と思い出し笑い。
確かに欲を言えば、あらかじめ百貨店の袋(雨除けビニールはもちろんのこと)やジュエリーショップのペーパーバッグは外しておいて、小さな箱ひとつをすっと差し出した方がずっとスマートだったと思います。
彼女はリボンをほどくだけでいいし、その場もドラマみたいなおしゃれな雰囲気になります。
でも、、、、
少し不器用で、スマートな渡し方も心得ていない彼ですが、そもそもプロポーズの時のかっこよくてスマートなプレゼントの贈り方なんて、必要なのでしょうか。
彼の彼女に対する真っ直ぐな思いが伝わること、「記念に残る何かをしてあげたい」という思い、「特に何もいらなかったのだけど」と言いつつ、胸元で誇らしげに輝くネックレス。
どんな立派な演出もかなわない、素敵なプロポーズのエピソードでした。
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