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青い鳥ブログ

2024.2.21
スタート1ヶ月目!婚活女性ルーキーの弱音と展望

婚活中、特に婚活を始めて最初の1ヶ月は怒涛の忙しさです。

テレビ業界から婚活カウンセラーに転身した「青い鳥」、ディレクターの仁禮(にれい)とも子です。

(他にも終活カウンセラーとか、いろいろやってます)

 

 先日ある女性会員さんが電話をしてきて「あまりの忙しさと次々と求められる作業に、もう投げ出したくなりそうで…」と、弱音を漏らしました。

声もとっても疲れています。

 

昨年末に「生涯のパートナーを探す!」と一大決心をされ、年明けすぐに写真撮影をし、システムにデビューして半月です。

これまで婚活らしい婚活をしたことがないので、結婚相談所のお見合いシステムのスピード感と効率に付いていくのが大変だと。

(それが魅力!と入会されたのですが…)

たとえば、彼女の先週末はこんな感じです。

 

土曜日、

起床→丁寧にお見合い向けのメイクを整え、髪を巻きセット、普段は着ない婚活ファッションに着替え→自分で車を運転し1時間かけてお見合い場所のホテルへ→お見合いを一件→ひとりお昼を食べながら午後のお見合いのお相手のプロフィールを復習、頭にしっかり入れる→午後、もうひとつのお見合いをこなす→1時間かけて帰宅→きょうお見合いしたおふたりと「今後交際していくかどうか」の返事を(めちゃくちゃ悩んで)婚活システムに入力して就寝。

 

翌日の日曜日、

前日と同じ過程を経て(デート用ヘアメイク後、デート服に整え車で1時間)→前の週末にお見合いしてプレ交際に進んだ方とのランチデート→帰宅後、デートの振り返りをシステムに入力→新しく届いているお見合いの申し込み数件チェック、その方たちとお見合いをするかどうかを検討→21時に前日お見合いして交際成立した方からのファーストコールで挨拶とデートの調整…

 

これは、順調に婚活している人にとっては普通の休日なのですが、一般的な日常にはない、なかなか大変な二日間です。

そして、その間平日にも交際が成立した方たち(複数ふつうです)と、毎日LINEのやりとり(これは相談所が推奨している)とデートの調整をします。

バリキャリの彼女は集中力と体力の必要なタイトな仕事をしているので、心のエンジンを切る時間がなく、ふだん使わない脳の回路をフルに作動し、ぐったり。。。。

 

人から見ればたくさんお見合いやデートができていいねって思われそうだけど、全然そんなに気楽じゃない。

消耗してきます。

 

うんうん、わかる、わかる、ほんとによく頑張ってるね。。

 

彼女は慣れない忙しさと「お見合いでびっくりする価値観の人もいて、、ややこしいLINEを送ってくる人もいて、、」などグチりながら、でも不思議な感覚にとらわれることがある、と話してくれました。

 

まずは、これまでプライベートでも仕事でもたくさんの人と会ってきたけど、「世の中には、こんなにいろいろな男性がいるんだ」と改めて感じたと。

婚活って自分の内面をさらけ出す一面もあるから、日常接する異性と違うように感じるのは当然かもしれません。

 

そして、「婚活を通して、これまでの人生を振り返っている」と。

さらに、気が付いたら自分を見つめ直していると。

 

印象的だったのは、お見合いで会った方と話しながら、自分の育った環境や実家のご両親をふいに思い出し、恵まれていたなあと感謝の気持ちが湧いてきたのだそうです。

 

早送りのVTRのような1ヶ月目の忙しい婚活だけど、逆に神経は研ぎ澄まされ、出逢った方々の人生に触れる中、自分のことも見えてきたのかもしれません。

 

彼女の素直で繊細な感受性と、頭の良さに改めて感心しました。

 

そして、しばらく話しているうちに彼女は元気を取り戻し、「婚活やり遂げなきゃ。」と、電話を切りました。

今週末も彼女はお見合いとデートで多忙です。

 

客観的に自分をみつめ、容姿や条件より人柄でお相手を選んでいる彼女は、きっと素晴らしいパートナーを見つけるのでは、と思っています。

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